その昔、私が中学受験をした頃のこと。算数が苦手だった私は、ひたすら算数の問題集をさせられたのを覚えています。全くもって楽しくなくて苦痛だった記憶しかない・・・。
その後、『特恵効果』という教育心理学用語を知って、そうだよね〜と納得。
特恵効果とは、苦手科目には特に注目せず得意科目に注目してその分野を活かすことで、全体的な成績が伸びる、苦手が克服される心理効果のこと。得意な教科を活かす学習でその教科をマスターすると、他の苦手な教科や科目も克服しやすくなると言われている。
よく、得意を伸ばすと苦手もできるようになると言いますが、これ特恵効果といって根拠のある話だったんです。
苦手な科目をどうしても勉強しないといけない時は、その中でもまだマシだと思う単元や簡単そうな問題を探してそこから始めるといいですよ。
上の子は、国語が苦手でした〜。中学受験の直前期はもう国語を丁寧にやっている時間はありません。仕方なく、得意の算数に時間を多く割きました。これは賭けだなと思いましたが・・・結果的に、最後は国語がすごく伸びました^^
得意の算数をしているうちに、国語もできるような気になってきたらしい(笑)これ、入試の時に本人が実際に言っていた言葉。
その時は、この特恵効果なんて知らなかったけど、このことだな〜と話を聞いて納得したのでした。
これ勉強だけではなくて、色んな場面でも活かされます。
自分の得意なことをしてそれが伸びていくと自信がついて前向きになるからですね。
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