ゼロで死ね。

読んだ本のこと

今日からやっといつも通りの日。

家族でぎゅっと一緒に楽しむ休みも良いんだけど、外出できないとなると家仕事が増えるだけなんだな(笑)

今年は、雨の日も多かったのでいっぱい本を読みました。

その中でとても面白かったものをちょっとご紹介^^

『DIE WITH ZERO』という本。

本屋さんで手に取って開いたら、そこに書いてあったのは、「あなたは喜びを先送りにしすぎている」と。

昭和世代の私は、小さい頃から苦しいことの先に喜びがあると言われて育ちました。

”マインドフルネス” ”今を生きる” などと言っておきながら、ついつい喜びは先送りにした方がいいと思っている節がまだあったんですね。

特にお金。

子供の学費や自分たちの老後のことなどを考えて、準備をしなければ・・・と思っていました。

本当はやりたいと思っていても、ちょっと高いなという理由で諦めることもありました。以前の私は、子供には出せたけど、自分には出せなかったんです。

だからこの本を読んで、いろんなことが納得!

老後は備えより大切なことは、たくさんの思い出があるということ。

この本では、とにかく早い段階で経験に投資すべき。その方が、年齢を重ねるほどに驚くほど多くのリターンが得られると書いてある。

20代前半でヨーロッパへバックパック旅行に行った人と30代で旅に出た人では同じヨーロッパへの旅でも全く違ったものになる。

やはり30代ではタイミングが遅いのだと書いていました。

全くの同感です。

私は、大学生の頃、1人でアメリカやヨーロッパにバックパック旅行に行きました。

ユースホステルに泊まって、他の国の人といろんな話をしました。

電車に乗ってヨーロッパを周り、時には友達と出会い食事をしたりと気ままな旅行を楽しみました。

ですが、30代ではそんな旅行はできませんでした。

そもそも気ままな旅行ができるほど休みも取れない。

思い荷物を背負っての旅行なんて体力的に無理〜。

あの時、あのタイミングで貧乏旅行に行ったのは私の人生の中ではかけがえのない時間です。

もちろん、30代には30代の旅の楽しみ方はあるので、どちらが良いとか悪いではないですよ。

よく老後の楽しみに・・・という言葉を聞きますが、そのためにお金を貯めて老後にいざ海外旅行に行こうとしても、体力的に行けない場所などが出てきて選択肢が減ります。

備えることはとても大切ですが、そこにばかり目を向けるのではなく今だからできること、今したいことにお金を使うことも必要ですね。

お金の価値は年齢によって変わってくるということを書いている本でした。

ママって、ついつい自分のことは後回しになってしまいがちですが、自分の欲しいもの、気になること、したいことなどにもう少し貪欲になってもいいんじゃないかなぁ〜と改めて思いました^^

なにごともバランスが大切ですね。

ちょうど今悩んでいることがあったのですが、背中を押してくれた本でした^^

本との出会いもタイミングですね^^

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